円高円安になる理由や原因、社会にはどのような影響があるのか?

外国為替FX(証拠金取引)は今でこそ人気の資産運用方法として確立されていますが、

20年前までは個人では行うことができませんでした。

 

為替自体は今でも個人で扱っているわけではなく、

金融機関を通して初めてFXという形で取引ができるようになっています。

 

 

ご存知の方も多いでしょうが、FXとは違う通貨同士を売り買いし、

売値と買値の値動きによって利益を生み出すことを目的としたものです。

 

 

その値動きを左右するのが、需要です。

需要が高ければ当然対象となる通貨の価値は上がりますし、

逆に需要が低ければ対象となる通貨の価値は下がります。

 

 

 

日本円でいうと円の需要が高まると、

円の価格が高騰し「円高」なり需要が低くなると「円安」となります。

 

「円高」とは、例えば1米ドル=100円のところ、

1米ドル=90円のような状況です。

 

円の価値が高いため、少ない額で外貨を手に入れることができます。

「円安」はその逆です。

 

 

ではどのように需要が高くなるのか。

今回は日本の通貨である円の値動きについて、

円高になる理由や、それが与える影響などをまとめていきます。

 

円高になる理由や仕組み

 

冒頭では需要について述べましたが、実際は円高になる理由は円に対する需要だけではありません。

そもそも、円が高いか安いかというのは比較対象があって初めて判断できるものです。

 

 

例えば、米ドル-円において円の需要が高まるのではなく、

米ドルの需要が低くなればドル安となり、円から見ると結果的に円高になります。

つまり、円の価値は円によってのみ決められるものではないということです。

 

 

安定した通貨で人気の日本円

ポンドやユーロは値動きが激しく、

短期的に利益を出す取引としては人気がありますが、不安定です。

逆に他の通貨と比べ、値動きが少ない円は安定した通貨とされています。

 

 

この安定にこそ需要が生まれるのです。

世界的な不況であったり、対象となる国の情勢が不安定であったりする時には資産を守るため、

その通貨を売り円に投資する動きにつながります。

 

円高の原因は株価の上昇にも左右される

株関連画像

また上記とは別に日本国内の何かに投資対象がある場合も需要が高まります。

簡単にいうと、日本に価値のある、もしくは価値の上がる可能性が高いものがあったとします。

 

日本にある円の値札が付いたものを買うには円が必要です。

結果、日本円の需要が高まり円高となります。

日本企業の株価が上昇すると、日本円が高くなるのはそのためです。

 

円高の原因となった地震のレトパリエーション

 

 

2018年1月23日現在、円は1米ドル110.7円付近で推移していますが、

2011年11月には75.54円で史上最高値をつけたことがありました。

この時一体何が原因でここまでの高値をつけたのか、実際の例をご紹介します。

 

 

 

きっかけは2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震によりおきた東日本大震災です。

痛々しい爪痕を残した震災は、当然日本経済に影響を与えます。

これは当然いい影響ではありません。

 

 

上記で触れたようにその通貨の対象となる国の情勢が不安定である場合、

その通貨は売られます。つまり、円は安くなるはずなのです。

 

にもかかわらず、震災直後から大きく円安に振れることはなく円高に進み、

最終的には史上最高値を更新しています。

 

リパトリエーションとは、海外資産を日本円で大量購入すること

実は過去にも同じ例があります。阪神大震災です。

震災が起きると保会社は巨額の保険金を用意する必要があります。

そのため、海外で保有している資産を売却し、大量に日本円を買うのです。

 

 

このようなことを市場用語ではリパトリエーションといいます。

英語ではRepatriationと表記し、本国帰還、送還を意味します。

 

このリパトリエーションにより、

大量に日本円が買われた結果、円高に振れるのです。

 

このような動きが阪神大震災の際に起こったこともあり、

東日本大震災でも同様の現象が起きたのです。

 

円高が社会に与える影響はメリットもデメリットもある理由

 

円が高いとどのようなことが起こるのでしょうか。

 

海外旅行をする方であればイメージしやすいかもしれませんが、

海外の商品を安く買えたりして嬉しいですよね。

 

 

しかし、円が高いことが良い事とは限りません。

円高になった場合のメリットとデメリットをみていきましょう。

円高は輸入業にも多大なメリット

輸入業にはメリット

個人レベルでは前述のように、海外の商品を安く買うことができてかなりお得です。

1米ドル120円の場合と80円の場合では驚くほどの差が出ます。

 

海外旅行に行く際の予算が10万円だったと仮定して、

120円の場合は833ドル、80円の場合は1250ドルとなり、400ドル近い差が出るのです。

 

同様に、円高になると円の価値が上がるため輸入業を行なっている業者としては、

支出が少なくなり利益を生み出しやすくなります。

輸入業に限っては潤うと言えるでしょう。

輸入では円高がデメリットになる

 

輸入業は潤いますが輸出業が不利になります。

日本の値札がついたものを買うのには日本円が必要です。

 

そしてその日本円がそもそも高いとなると、手を出しにくくなって当然ですよね。

メリットとして挙げた輸入業が潤うという点もデメリットになりかねません。

 

 

輸入業が潤うということは、GDP(国内総生産)を下げる事になり、

広い目で見ると日本経済にとっては悪影響とも言えるのです。

まとめ

円高が日本経済に与える影響は大きいものです。

最近では海外に工場や支店をもつ企業も多く存在するため、上記のようなメリットデメリットだけで量ることはできませんが、

円安の方が長期的に見て日本経済にメリットは大きいのは間違い無いでしょう。

 

 

現在は金融緩和もあり最高値時に比べると大きく円安となっているため、

今後の日本経済に期待したいところです。

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