FXで利益確定と損切りをして損益を確定させる流れ

この初心者ルームのコラムでは、主にこれからFXを始める方向けに、

FXの仕組みやルールの基本的なことを紹介していきます。

 

ただし、基本的なことと言っても、これは仕組みの根幹部分です。

FX取引経験者の方でも意外と見落としがちなこともあるかと思います。

正しい理解の上で、納得のいく取引に役立ててもらえたらと思います。

FXの損益って?

以前、証拠金のコラムで少し触れましたが、

今回はFXの損益について詳しく紹介していきます。

FXの取引では、「通貨ペア」と呼ばれる2つの国の通貨における

為替相場の変動が損益につながります。

 

買った通貨が上がればプラスに、下がればマイナスになります。

いつもの通り、具体的な数字で考えてみましょう。

 

1ドル=110円のときに買い、113円のときに売りました。

3円×所持通貨単位分ですので、1万通貨単位なら3万円の利益です。

これは、比較的分かりやすいと思います。

 

※ここで「所持通貨単位ってなに?」という方は、

証拠金」のコラムを見てからの方がスムーズかも知れません。

トレードで利益が確定するとき

FX取引を行う上でもう一つ重要な考え方に触れていきましょう。

それが「損益を確定させる」という考え方です。

もちろん、確定させたいのは損益のうち、

利益でしょうから、まずは利益確定について紹介していきます。

 

相場の変動そのものに意味はない

FXの相場変動が損益に直結する。そのように書いてきました。

しかし、実はこれだけが全てではありません。

 

なぜなら、FXの相場は為替相場です。

そのため、株のように信用を失い、

下がったら長期的に下がりっぱなしということはあまりなく、

短期的中期的に相場は行ったり来たりします。

 

残念なAさんと利益を生むBさん!二人の違いは…?

ここで、分かりやすいようにある2人の例を見てみましょう。

この日、1日を通して、始まりと終わりの相場変動は1ドルあたり0.5円でした。

113円で始まり、113.5円で終わったというイメージです。

 

残念なAさん

始値の113円で買いポジションにて保持→終値の113.5円で決済。

⇒0.5円×1万通貨=5,000円の利益でした。

いわゆるチキン利食いとゆうものです。

大きく利益を生むBさん

始値の113円で買いポジションで保持→1日の高値の114円になった時点で決済。

⇒まずは1円×1万通貨=1万円の利益を確定。

次に114円で売りポジションで保持→1日の最低値をつけた112円で決済。

 

⇒2円×1万通貨=2万円の利益を上積み。

さらに、112円のときに買いポジションで保持→終値の113.5円で決済。

⇒0.5円×1万通貨=15,000円の利益を確定。

この日、Bさんは合計45,000円の利益を得ています。

Aさんとの差、なんと9倍です!

 

もちろん、この例は分かりやすいように書いていますし、

これだけのタイミングで予想通り行くかということもありますが、

これがFXの取引そのものです。

 

また、相場的に現実との乖離が大きいかというと、実はそうでもありません。

ちなみに、ユーロ円などはもっとドラマティックだったりします。

チャートに張り付かなくても利益確定可能なBさんの手法

一応、断っておきますと、Bさんは普通のサラリーマンで、

終始チャートに張り付いていたわけではありません。

これは単純で、いくらになったら買う、

いくらになったら売るという注文を全て事前に指示していたからです。

 

この辺りは注文方法に関わるところですので、

また機会があれば別のコラムで紹介したいと思います。

ただ、「チャートに張り付いていないとFX取引で、

利益を出すことが出来ないんじゃないか」と思っている方がいたら、

「必ずしもそうではないかもしれませんよ」というのは

覚えておいてもらえたらと思います。

 

利益確定までの流れ

少し視点を変えて、利益確定までの流れを見てみましょう。

もちろん、これは利益に限らず損失の場合も同様です。

注文確定(成り行き注文は除く)までの流れ
  1. 保持注文
  2. 約定(注文確定)
  3. 決済注文
  4. 約定(注文確定)
  5. 損益確定

1.保持注文

いわゆる「仕掛け」です。

相場が上がるか下がるかを見分け、上がりそうなら「買い」の保持注文を、

下がりそうなら「売り」の保持注文を行います

 

ちなみに、このとき保持している通貨ペアを「建玉」とか「ポジション」と呼んだりします。

保持だけでは損益は確定しませんが、保持しなければそもそも損益は生まれません。

 

2.約定

「やくじょう」と読みます。1の保持注文が確定したということです。

ここで、「なんでわざわざこれを別にするんだろう」と思った方はいませんか?

素晴らしいです、そのように自分で理解するために考えると疑問が出てくるはずです。

 

敢えて別にしているのは、出した注文がそのまま確定するとは限らないからです。

ただし、国内FX取引業者で「約定力」をウリにしているところはあまりないかと思います。

 

これがそもそも話題に上ってこないのは、

国内FXで多くの会社が採用している「OTC取引」という仕組みでは、

注文内容そのまま取引を行っていないからです。

この辺りは海外FXのOTC取引、NDD取引で詳しく触れています。

 

自分が出した注文をそのまま取引会社が取引していると思っている方、

ぜひ一度読んでみることをお勧めします。

そこにはあなたの既成概念を打ち破ることが書いてあるかもしれません。

3.決済注文

保持注文と反対の注文です。

と、どの説明にも書いていますし、実際その通りなのですが、どうにもしっくり来にくいかと思います。

これは保持しているポジション(通貨ペア)の損益を確定させるための注文です。

買いで保持しているなら売りを行う、逆も同様です。

4.約定

2と同様です。3.の決済注文に対しての約定です。

含み損に惑わされるな

株でも同様ですが、保持しているポジションの相場変動で、

一喜一憂していてもはっきり言ってしょうがありません。

100万円の時価評価利益だろうと、

機を失い決済注文を約定させたのが1円の利益のときなら、結果として利益は1円です。

そして、損失も基本的にはそうなのですが、実は損失はそこまで簡単ではありません。

 

含み損を気にしなくてはいけないとき

先ほどの見出しと相反するようですが、実は含み損を気にしなくてはならないときがあります。

それは時価評価がマイナス評価のときです。

 

だからと言って基本は慌てることはありません。

ただし、このとき時価評価のマイナスによって、

証拠金を圧迫している、もしくはその可能性がある場合、

慎重に判断していかなくてはなりません。

 

なぜならば、FXは証拠金をベースにした取引のため、

これを一定以上割り込むと強制決済されてしまいます。

 

この強制決済を「ロスカット」と言うのですが、

ロスカットについては別なコラムで詳しく紹介しています。

 

また、余談ですが、先ほどのBさんのように予め複数の注文の予約をしておくのも、

注文量に応じた証拠金が必要になります。

何にせよ証拠金には余裕を持っておいた方が良さそうです。

 

損切り…損失の確定

そこで出て来るのが、「損失の確定」という考え方です。

今までの利益の確定とは、確定までのフローは同じですが、考え方は少し異なります。

 

よく使われる使い方としては、予想に反して相場が反転してしまった場合が多いでしょうか。

例えば、上がることを見越して買いを行ったのですが、

相場は下がる一方。まだまだそこは見えず今後も安値を更新しそうな雰囲気です。

 

こんなとき、これ以上時価評価のマイナスが大きくなると

ロスカットの危険性も出てくるため、

マイナスが低いうちに損失を確定させてしまおう

というのが損切りです。

 

また、もう一つよく使われるケースとしては、

買いで保持しているポジションに対して、

「いくらまで上がったら売る」という注文指示と同時に、

「いくらまで下がってしまったらこれはこれでもう売ってしまう」

という指示を出すことも出来ます。

 

これはチャートに終始張り付いていられない方がよく使うやり方で、

これにより、少し目を話している間に急落していたという場合でも対処出来ます。

 

但し、損切りが難しいのは、為替相場は比較的短いスパンで戻る相場という事が挙げられます。

保持しているだけでも別なコラムで詳しく説明するスワップポイントというのがつくため、

中長期的に保持できるのであれば塩漬けにして保持し続けて待つということも出来ます。

この辺の見極めが非常に難しいところです。

FXの利益確定と損切りのまとめ

FXで利益を出すイメージはついてきたでしょうか。

今回の相場変動による利益確定というのは、FXの最も要となるところです。

そして、もう一つが相場の変動以外の部分出で損益を出すのが

「スワップ」という要素になるのですが、これはまた別なコラムで触れていきます。

 

まずは「買い」か「売り」で通貨ペアを保持すること。

これをやらないと、利益も損失もありません。

 

そして、次はこの保持したポジションをどこで損益確定させるか。

これがキモとなる部分で、ここが難しいということは間違いありません。

 

ただ、先程の損切りの部分で特にその難しさに触れましたが、

実は利益確定の場合も同様でもっと上がるかも…と考えると

今が決済すべきときなのかは常に頭をよぎると思います。

 

しかし、結局その今がベストタイミングかどうかというのは、

結局後になってからでないと分かりません。

しかも、それはさらにその後の動きから見ると解釈が変わることもあるでしょう。

 

そのため、相場観や取引あたりの利益をどれくらいだそうかといった目安、

自分なりの指針をしっかりと持つことが何より重要だと私は思います。

 

そうした考え方の軸を持ちつつ、状況を見据え、判断していく。

それをしっかりと出来れば、金額の多寡によらず、納得のいく取引につながるのではないでしょうか。

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